そのために、日米両国は抑止力を誇示するとともに

大都市を避けるようなミサイルの進路には、何らかの意図があるのか。

 評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は「それぞれのルートには、意味があったということだ」といい、続けた。

 「例えば、2009年と今回は、米国に向けて弾道ミサイルを撃つ場合、その方向にしか撃てない。弾道ミサイルは地球の自転に沿って撃つのが軍事的に正しく、より遠くまで飛ばすことができる。つまり、東京を避けて撃ったのではなく、北朝鮮にとって目的に沿う、合理的な航路を選択したということだ」

 http://msdf.jpn.org/userinfo.php?uid=2426 http://profile.ameba.jp/sdftrtew今後、北朝鮮が大都市上空にミサイルを飛来(通過)させることはあるのか。

 潮氏は「今後の可能性として、『日本に対する威嚇、挑発』という目的のために、東京や大阪上空を飛ばすことも起こり得るだろう」という。

 8月29日のミサイル発射の際には、テレビ全局が一斉に画面をJアラート(全国瞬時警報システム)に切り替え、日本列島は不安に包まれた。もし、大都市で同様のことが起きれば、パニックが起きかねない。日本はどう備えるべきか。8月29日のミサイル発射の際には、テレビ全局が一斉に画面をJアラート(全国瞬時警報システム)に切り替え、日本列島は不安に包まれた。もし、大都市で同様のことが起きれば、パニックが起きかねない。日本はどう備えるべきか。

 潮氏は「防衛だけでいえば、直ちにできることは少ないだろう。あるとすれば、法的な破壊措置命令ではなく、武力攻撃事態と認定して自衛隊に『防衛出動』を発令した方が、現場としてはよりミサイルを迎撃しやすい態勢になると思われる」と指摘した。

 もちろん、ミサイルを発射させないよう、北朝鮮を押さえ込むことが何より重要だ。

 そのために、日米両国は抑止力を誇示するとともに、北朝鮮への「兵糧攻め」となる新たな国連制裁決議を目指している。正恩氏の無力化に向けて、日米は着々と包囲網を築きつつある。
http://whisper.vivian.jp/mt4.2/mt-cp.cgi?__mode=view&blog_id=1&id=227 http://www.travelog.jp/user/profile/mp_profile_edit.php3?userid=sdftrtewついに北朝鮮が核実験に踏み切った。さらに緊張感が高まる半島情勢。米朝開戦はあるのか、ないのか? 国の危険で気まぐれな似た者同士のリーダーに世界が翻弄されている。アジアが漂流し、日本が漂流しているいま、本当は何が起こっているのか。
「もう我慢はしない」

 「北朝鮮と戦争するのは、絶対に止めていただきたい! 有事になれば、日本に甚大な被害が及ぶことになる」

 奇しくも終戦記念日の8月15日、首相官邸に、官邸の主である安倍晋三首相の「戦争」という言葉が響き渡った。